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高槻市の粘液嚢胞治療
口の中の水ぶくれ・できものを治す

粘液嚢胞は、唇や頬の内側、舌などにできる水ぶくれのような病変です。唾液腺が詰まったり傷ついたりすることで、唾液が組織の中に溜まってできます。痛みはほとんどありませんが、大きくなると違和感があり、繰り返すこともあります。ゆいファミリー歯科・矯正歯科では、粘液嚢胞の診断と摘出手術を行っております。高槻市で口の中に水ぶくれのようなものができてお困りの方は、ぜひご相談ください。

目次

当院の粘液嚢胞治療における特徴

正確な診断

口の中にできる腫れ物には、粘液嚢胞以外にも様々な種類があります。線維腫、乳頭腫、悪性腫瘍など、他の病変との鑑別が重要です。

当院では、病変の位置、大きさ、色、硬さなどを詳しく観察し、粘液嚢胞かどうかを診断いたします。診断が難しい場合や、悪性の可能性がある場合には、組織検査を行うこともあります。

再発を防ぐ丁寧な摘出

粘液嚢胞は、嚢胞だけを取り除いても、原因となっている唾液腺が残っていると再発することがあります。

当院では、嚢胞とともに原因となっている唾液腺も一緒に切除することで、再発を防ぎます。丁寧に周囲の組織を確認しながら摘出いたします。

最小限の侵襲

粘液嚢胞の摘出手術は、できるだけ小さい切開で行います。傷跡を最小限にし、術後の痛みや腫れを抑えるよう配慮しております。

局所麻酔を使用しますので、処置中の痛みはほとんどありません。

術後のケア

手術後は、傷が治るまでの間、食事や口腔ケアについてアドバイスいたします。痛み止めや抗生物質などの薬も処方いたします。

縫合を行った場合は、1週間から10日後に抜糸を行います。

経過観察

粘液嚢胞は摘出後も、まれに再発することがあります。当院では、手術後も定期的に経過を観察し、再発がないかを確認いたします。

万が一再発した場合には、再度摘出手術を行います。

粘液嚢胞とはどのような病気か

粘液嚢胞は、口の中の小唾液腺に関連してできる嚢胞(袋状の病変)です。嚢胞の中には、粘液のような液体が溜まっています。

粘液嚢胞は、貯留嚢胞と外傷性嚢胞の2つのタイプに分けられます。

貯留嚢胞は、唾液腺の導管(唾液の通り道)が詰まることで、唾液が行き場を失って溜まってできます。導管の詰まりは、炎症や結石などが原因です。

外傷性嚢胞は、唇や頬を噛んだり、外傷を受けたりすることで、唾液腺が傷つき、唾液が周囲の組織に漏れ出してできます。これが最も多いタイプです。

粘液嚢胞ができやすい場所は、下唇の内側が最も多く、全体の約60%から70%を占めます。次いで、頬の内側、舌の裏側、口底(口の底)などにできます。上唇にはあまりできません。

粘液嚢胞の特徴としては、水ぶくれのように透明感のある青みがかった色をしていることが多いです。大きさは数ミリから1センチ程度のことが多いですが、まれに2センチ以上になることもあります。

触ると柔らかく、弾力があります。痛みはほとんどありませんが、大きくなると違和感があったり、食事や会話の邪魔になったりします。

破れて中の液体が出ることがあります。破れると一時的に小さくなりますが、しばらくするとまた溜まって大きくなります。これを繰り返すことが特徴です。

粘液嚢胞は良性の病変で、悪性化することはありません。ただし、繰り返したり、大きくなったりする場合には、摘出手術をお勧めします。

粘液嚢胞の原因について

粘液嚢胞の原因は、唾液腺が傷ついたり詰まったりすることです。

最も多い原因は、唇や頬を噛むことです。食事中や会話中に誤って噛んでしまうことで、唾液腺が傷つき、唾液が周囲の組織に漏れ出します。

繰り返し同じ場所を噛む癖がある方は、粘液嚢胞ができやすくなります。ストレスがあるときに無意識に唇を噛む方もいらっしゃいます。

外傷も原因となります。転倒したり、スポーツ中にぶつけたりして唇や口の中を傷つけると、唾液腺が損傷し、粘液嚢胞ができることがあります。

歯で唇や頬を慢性的に刺激することも原因です。出っ歯や歯並びが悪い場合、歯が唇や頬の内側に当たり続けることで、唾液腺が傷つくことがあります。

唾液腺の導管が詰まることも原因となります。導管内に結石ができたり、炎症が起きたりすると、唾液が流れなくなり、溜まってしまいます。

年齢に関係なく発症しますが、比較的若い方(10代から30代)に多く見られます。

粘液嚢胞は一度できると、自然に治ることは少なく、繰り返し破れたり膨らんだりすることが多いです。

粘液嚢胞の治療方法

粘液嚢胞の治療方法には、経過観察と手術があります。

経過観察

非常に小さい粘液嚢胞(数ミリ程度)で、特に症状がない場合には、経過観察を選択することもあります。

小さいものは自然に消失することもあります。ただし、大きくなってきたり、繰り返し破れたりする場合には、手術を検討します。

摘出手術

粘液嚢胞の根本的な治療は、摘出手術です。以下のような場合に手術をお勧めします。

大きくなって違和感がある場合、繰り返し破れたり膨らんだりする場合、見た目が気になる場合、食事や会話の邪魔になる場合などです。

摘出手術では、嚢胞とともに原因となっている小唾液腺を一緒に切除します。これにより、再発を防ぐことができます。

手術は局所麻酔下で行い、通常30分程度で終わります。入院の必要はなく、日帰りで手術を受けられます。

嚢胞の上の粘膜を切開し、嚢胞を周囲の組織から剥離して取り出します。嚢胞の周囲にある小唾液腺も一緒に切除します。

傷口を縫合します。通常、溶ける糸を使用しますが、場合によっては1週間から10日後に抜糸が必要です。

摘出した組織は、病理検査に提出します。これにより、粘液嚢胞であることを確認し、他の病変でないことを確かめます。

レーザー治療

小さい粘液嚢胞に対しては、レーザーで焼灼する方法もあります。ただし、原因となっている唾液腺を完全に除去できないため、再発のリスクが高くなります。

注意点

粘液嚢胞を自分で針などで破くことは避けてください。感染のリスクがあり、また根本的な解決にはなりません。破いても、また溜まってきます。

手術の流れ

粘液嚢胞の摘出手術は、以下のような流れで行います。

病変を詳しく観察し、粘液嚢胞かどうかを診断します。他の病変との鑑別も行います。

手術の方法、リスク、術後の注意事項などについて詳しくご説明します。疑問や不安があれば遠慮なくお聞きください。

病変の周囲に局所麻酔の注射をします。麻酔が効くまで数分待ちます。

嚢胞の上の粘膜を切開します。切開は、嚢胞を完全に取り出せる大きさで行います。

嚢胞を周囲の組織から丁寧に剥離して取り出します。嚢胞が破れないよう注意しながら摘出します。

嚢胞の周囲にある小唾液腺も一緒に切除します。これにより再発を防ぎます。

止血を確認した後、傷口を縫合します。溶ける糸または溶けない糸を使用します。

摘出した組織を病理検査に提出します。

術後の注意事項をご説明し、痛み止めや抗生物質などの薬を処方します。

溶けない糸を使用した場合は、1週間から10日後に抜糸を行います。溶ける糸を使用した場合は、抜糸の必要はありません。

手術後1ヶ月程度で、傷の治り具合を確認します。病理検査の結果もお伝えします。

手術時間は通常30分程度で、日帰りで行えます。

術後の注意事項

手術当日は、激しい運動、長時間の入浴、飲酒を避けてください。血行が良くなると出血しやすくなります。

手術後数日間は、傷口に刺激を与えないよう、柔らかく刺激の少ない食べ物を選んでください。熱いもの、辛いもの、硬いものは避けましょう。

歯磨きは普通に行って構いませんが、傷口を強くこすらないよう注意してください。うがいは優しく行ってください。

痛みがある場合は、処方された痛み止めを服用してください。通常、数日で痛みは落ち着きます。

腫れは手術後2〜3日目にピークを迎え、その後徐々に引いていきます。

出血が続く場合、痛みが強くなる場合、腫れがひどい場合、熱が出た場合などには、すぐに歯科医院にご連絡ください。

よくある質問

粘液嚢胞は放置しても大丈夫ですか?

粘液嚢胞は良性の病変で、悪性化することはありません。小さくて症状がなければ、経過観察を選択することもできます。ただし、大きくなったり、繰り返し破れたりする場合には、摘出手術をお勧めします。放置すると、だんだん大きくなることがあり、また繰り返し破れることで周囲の組織に炎症を起こすこともあります。

手術は痛いですか?

手術中は局所麻酔が効いているため、痛みを感じることはほとんどありません。手術後、麻酔が切れてから痛みが出てきますが、処方された痛み止めでコントロールできる程度です。痛みは通常2〜3日で落ち着きます。口の中の傷は治りが早いため、1週間程度で日常生活に支障はなくなります。

粘液嚢胞は再発しますか?

嚢胞とともに原因となっている唾液腺を一緒に切除すれば、再発のリスクは低くなります。ただし、周囲に他の小唾液腺があり、それらが傷つくと、新たに粘液嚢胞ができる可能性はあります。唇や頬を噛む癖がある方は、その癖を改善することで、新たな粘液嚢胞の発生を防ぐことができます。

手術の傷跡は残りますか?

口の中の粘膜は治癒力が高く、傷跡はほとんど目立たなくなります。手術直後は縫合の跡がありますが、時間とともに周囲の粘膜と同じような状態になります。外から見える部分ではないため、見た目の心配はありません。

粘液嚢胞の手術は保険が適用されますか?

はい、粘液嚢胞の摘出手術は保険適用となります。費用は手術の難易度によって異なりますが、通常数千円程度です。病理検査の費用も保険適用となります。詳しい費用については、診察時にご説明いたします。

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