審美歯科
- 保険適用にならない材料は全額自己負担のため高額になります
- 咬み合わせが強い方は欠けたり割れる可能性があります
- 割れない設計にするために詰め物や被せ物の厚みが必要なため、歯を削る量が多いことがあります
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- STEP 1カウンセリングと口腔内のチェック
- カウンセリングを行いながら、口腔内の状態や歯の色を確認します。
虫歯や歯周病がある場合は、まずその治療を優先します。
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- STEP 2歯のクリーニングと型取り
- 必要に応じて歯のクリーニングを行い、ホームホワイトニング用のマウスピースを作るために歯型を取ります。
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- STEP 3マウスピースの調整と説明
- 数日後、完成したマウスピースのフィット感を確認しつつ、施術の詳細な方法を説明します。
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- STEP 4ホワイトニングの実施
- マウスピースに専用の薬剤を入れ、口に装着します。1日2〜3時間程度の使用を約2週間続けてホワイトニングを行います。
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- STEP 5施術の完了と最終確認
- ホワイトニングが終わった後、歯科医院で歯の色と口腔内の状態を確認し、治療の終了となります。
- ホワイトニング剤の影響で知覚過敏がおこる可能性があります
- 個人差があるため、1回の施術で思ったような白さにならないことがあります
- 歯の特徴により色ムラが出る可能性があります
- 詰め物や被せ物が多い方は、自分の歯との色の差が目立つ場合があります
- 差し歯などの人工の歯を白くすることはできません
- 「無カタラーゼ症」の方は、ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素がないため分解されずに残ってしまい、進行性口腔壊死などの重い病気になる可能性があるためホワイトニングはできません。
- 妊娠中や授乳中の方は控えてください
審美歯科は単なる治療に留まらず、歯の健康と美しさを追求し、患者様の笑顔をより輝かせることを目的としています。
見た目の美しさを重視する審美歯科の治療は、自然な歯の色や形に近づけるために、高度な技術と先進的な材料を使用します。
審美歯科のメリットとしては、歯の見た目が改善されることで自己肯定感が向上し、対人関係や社会生活での自信が増すことが挙げられます。
また、美しい歯並びは、口腔内の健康維持にもつながり、長期的な視点で健康をサポートします。
審美歯科の種類
詰め物、かぶせ物
詰め物やかぶせ物は、虫歯や外傷によって損傷した歯を修復するために使用されます。
保険適用の詰め物やかぶせ物は、基本的に金属製で、強度に優れていますが、見た目が銀色で目立つことがあります。
一方、自費の詰め物やかぶせ物は、セラミックやジルコニアなどの白くて自然な素材を使用し、美しい仕上がりが期待できます。
適応:虫歯や外傷による歯の損傷がある場合。
メリット:自然な見た目を取り戻し、歯の機能を回復させることができます。
ホワイトニング
ホワイトニングは、歯の着色や黄ばみを除去し、明るく白い歯にするための治療です。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類があります。
オフィスホワイトニングは短時間で効果が現れ、ホームホワイトニングは自宅で自分のペースで行えるという特徴があります。
適応:歯の黄ばみや着色が気になる場合。
メリット:手軽に歯を白くすることができ、短期間で効果が現れます。ただし、歯の形状や損傷には対応できません。
詰め物、かぶせ物について
詰め物、かぶせ物をせずに放置するリスク
詰め物やかぶせ物を必要とする歯を放置すると、さまざまなリスクが生じます。
感染の拡大
損傷した歯を放置すると、細菌が繁殖し、感染が広がるリスクがあります。
これにより、歯の痛みが増し、さらなる治療が必要になることがあります。
歯の破損
詰め物やかぶせ物で保護されていない歯は、食事や咬み合わせの力によってさらに損傷する可能性があります。
最悪の場合、歯が割れることもあります。
歯並びの乱れ
損傷した歯をそのままにしておくと、隣接する歯が移動し、歯並びが乱れることがあります。
これにより、咬み合わせの問題が生じることがあります。
全身への影響
口腔内の感染が進行すると、全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。
例えば、心臓病や糖尿病のリスクが高まることが知られています。
詰め物、かぶせ物の素材比較
詰め物やかぶせ物にはさまざまな素材があり、それぞれに特徴があります。
金属(保険適用)
強度が高く、奥歯の修復に適していますが、見た目が銀色で目立ちます。
セラミック(自費治療)
自然な歯の色に近く、美しい仕上がりが特徴です。
金属アレルギーの心配がなく、審美性に優れています。
ジルコニア(自費治療)
高い強度と審美性を兼ね備えており、耐久性が非常に高いです。
長期間の使用に適しています。
ハイブリッドレジン(自費)
セラミックとレジンを混合した素材で、審美性と強度のバランスが取れています。
比較的費用が抑えられることが多いです。
詰め物・かぶせ物治療概要
詰め物(インレー)は小さな虫歯を削り、穴が開いた場所を補う治療法です。
被せ物(クラウン)は虫歯の進行が大きく、削る範囲が広い場合や神経を抜いた際に歯を修復する治療法です。
材料は保険が適用されるものと、されないもの(自由診療)があります。
治療期間 |
1-2ヶ月 |
治療回数 |
2-5回 |
費用 |
セラミックインレー50,000円 |
リスク・副作用 |
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ホワイトニングについて
ホワイトニングには主に以下の3種類があります。
それぞれの方法には特徴や利点がありますので、患者様の希望やライフスタイルに合わせて選択することが重要です。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うプロフェッショナルなホワイトニングです。
高濃度のホワイトニング剤を使用し、歯科医師や歯科衛生士が施術を行います。
短時間で効果が現れ、1回の施術で数段階明るくすることが可能です。
また、専門的なケアが受けられるため、安全性が高く、確実な結果が得られます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、患者様自身が自宅で行うホワイトニングです。
歯科医院で作成したカスタムトレーに低濃度のホワイトニング剤を入れ、一定期間使用します。
オフィスホワイトニングに比べて効果が現れるまで時間がかかりますが、徐々に自然な白さを取り戻すことができます。
また、自分のペースで行えるため、忙しい方にも適しています。
ホームホームホワイトニングの流れ
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。
最初に歯科医院でオフィスホワイトニングを行い、その後、自宅でホームホワイトニングを続けることで、短期間で高い効果を得ることができます。
この方法は、即効性と持続性を兼ね備えた最も効果的なホワイトニング法とされています。
ホワイトニングの効果と注意点
ホワイトニングの効果は、個人の歯質や生活習慣により異なりますが、いずれの方法でも定期的なケアを続けることで、長期間にわたって白さを維持することが可能です。
ただし、ホワイトニング剤による一時的な知覚過敏が生じることがあるため、施術前に歯科医師に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。
ホワイトニング治療概要
ホワイトニングはいろいろな原因で変色した歯を、削らずに漂白剤(主に過酸化水素)で化学的にブリーチング(漂白)し、白くて美しい歯に仕上げることです。
治療期間 |
2-3週間 |
治療回数 |
4回 |
費用(税込) |
オフィスホワイトニング 25,000円 |
リスク・副作用 |
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審美歯科は、美しい笑顔と健康な口腔環境を提供するための重要な分野です。
詰め物やかぶせ物を適切に行うことで、損傷した歯を修復し、長期間にわたって健康な口腔状態を維持することができます。
素材の選択によって審美性や耐久性を高めることが可能です。また、ホワイトニングは、美しい笑顔を手に入れるための効果的な方法で、各ホワイトニング方法にはそれぞれの特徴とメリットがあり、患者様のニーズに応じた選択が可能です。
当院では、患者様一人ひとりに最適な治療法を提供し、最新の技術と安全な治療法を用いて、安心して治療を受けていただける環境を整えております。
審美歯科やホワイトニングについてご不明な点がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。