こんにちは、ゆいファミリー歯科・矯正歯科院長の佐々木です。
ホームページおよびブログページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

当院は、『−1歳から生涯通えるファミリー歯科』を目指しております！

そのために歯ならびが悪くなる原因を予防するための予防矯正や、口腔機能管理に取り組んでおり、歯医者デビューしたお子さんや、出産を控えているお母様やお父様に向けての情報発信を積極的に行っております。

予防矯正ってなんですか？

親御さんの多くは、歯並びが悪くなってから相談に来られます。
虫歯のお子さんは昔に比べてかなり減ってきたのにも関わらず、現代、お子さんの５人中４人の子供たちに歯列不正があり、顎の発育が上手くいっていないというデータが出ています。

予防矯正とは、歯並びが悪くなるのを予防することを目的とした矯正治療です。
取り外し可能なやわらかい素材のマウスピースを装着し、自宅で毎日口周りのトレーニングを行います。
永久歯が生え揃う前、5歳〜８歳頃に行うことが推奨されています。
口周りの筋肉と舌を鍛えるトレーニング方法を指導し、自宅で続けることで歯並びが悪くなる原因となっている生活習慣を根本から改善します。

歯ならびが悪くなってから治すという、いわゆる対症療法なのか、歯ならびが悪くなってしまった根本の原因を治そうとする、いわゆる原因療法なのか。
これらが今までの矯正治療との大きな違いです。

歯並びが悪くなる原因はなんだと思いますか？

昔から歯並びが悪くなるのは遺伝だと言われがちでしたが、最近の研究によって、顎の発育不良の原因として、口呼吸（お口ぽかん）、舌癖（低位舌）、異常嚥下（悪い飲み込み方）などが原因の一つということがわかってきました。
そして、これらの舌が正しい位置に収まっていない、口呼吸になっている、などのお口の悪習癖は、顎を小さくするだけでなく、子供たちの将来的な心身の成長発育にも悪影響を及ぼすことがわかっています。

舌の筋肉が正常に発達せず、特定の発音(さ行・た行・ら行)が難しくなり、舌の位置が徐々にのどの奥の方に下がって低い位置に入りこんでしまい、気道が圧迫され、いびきや口呼吸の原因となります。
口呼吸が優位だと、浅く速い呼吸になるので、十分な休息がとれず、集中力の慢性的な低下、学習能力や体力持久力の低下、睡眠不足等に繋がります。
このようにお口の悪癖は、口腔内だけでなく、全身に対して様々な悪影響を及ぼします。

口呼吸

口が常に開いていると、必然的に下顎や舌の位置も常に下がっている状態になります。
さらに鼻で呼吸しないため鼻腔の成長も妨げられ、上顎骨の成長が足りなくなるでしょう。
結果として口周りの筋肉が発達せず、顎の成長が足りず歯並びが悪くなります。

舌癖（低位舌）

普段何もしていない時に、舌が上顎の口蓋と呼ばれる天井の部分（スポット）についていない場合、この癖に該当します。
舌を噛む・舌で歯を押すなどの舌癖も、歯を押すことで、歯が傾いたり位置がずれたりする原因となります。
舌癖は無意識で行っているため自分で気づきにくく、矯正後の後戻りの原因にもなるため注意が必要です。

異常嚥下

飲み込む時に舌を前に突き出す、口の周りにグッと力が入る飲み込み方（異常嚥下）などは歯ならびにも影響を与えます。
舌や頬の筋肉が歯に力を加えるためです。
人は嚥下の動作を１日2000回以上行っていると言われています。
つまり１日2000回以上、自分の筋肉で勝手に歯を押していることになります。
たとえ弱い力であっても継続的に加わる舌や頬の力によって歯がゆっくりと動いてしまい歯ならびは崩れてしまいます。

具体的にはどんな治療をしていきますか？どんな装置を使いますか？

マウスピース矯正装置（マイオブレイス）

当院の予防矯正では、お口周りのトレーニングと平行してこちらの取り外し可能なやわらかい素材のマウスピース（マイオブレイス）を使用することが多いです。
マイオブレイスは、乳歯の位置を正しい状態へ誘導し、唇や頬の筋肉を鍛える効果があります。
装着時間は夜間就寝時と日中1〜２時間が目安であり、人前で装着することなく治療することができる点がメリットです。
マイオブレイス以外にも、歯列を外側に広げる拡大床やインビザラインファーストなどを使用することもあります。

マイオブレイスの特徴

１、見た目が気にならない
マウスピースの装着は日中1時間と就寝時です。
ワイヤーを活用した矯正と違い取り外しができるため、人前で装着することなく、見た目を気にすることなく矯正治療ができます。

２、衛生的で痛みが少ない
ワイヤー矯正に比べて、装置を取り外して歯をいつも通り磨けるため虫歯のリスクが少ないです。
また、ワイヤーの矯正の場合は調整する際に痛みを感じることもありますが、マイオブレイスは痛みや違和感を軽減することができます。

３、後戻りのリスクが少ない
マイオブレイスはアクティビティを併用することによって舌・呼吸などの癖を改善し、「歯並びが悪くなる原因」を根本から取り除く治療となりますので、矯正後の後戻りが少ないと言われています。

お口のトレーニング（口腔顔面筋機能療法／OMT）

「歯並びを悪くする癖」つまり、口呼吸、低位舌、異常嚥下といった悪癖を「お口のトレーニング（筋機能療法）」で改善していきます。
広々としたファミリー診療室兼トレーニングルームを設置していますので、お父さんお母さんと楽しみながらトレーニングを行って頂けます。

このトレーニングは当院で月に1～2回来院して実施し、ご自宅では毎日、保護者の方と一緒に簡単なトレーニングを継続していただきます。
また専用のトレーニングキットをお渡ししますので、医院ではスタッフがトレーナーとして進捗状況を確認したり指導したり、ご自宅ではお父様お母様自身がトレーナーとなっていただき、お子さんをサポートするようになります。

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ゆい歯科の予防矯正の特徴は？

１、「頑張って治したい！」「楽しいからまた行きたい！」とまるで大好きな習い事のように通ってもらうための取り組み

どんなに最新の設備投資をしていたり、高い技術研鑽をしていたりしても、お子さんがその医院に継続して通院できなければ意味がありません。
当院のスタッフはみんな子ども好きばかりです。託児を行う保育士、子育て経験のあるスタッフ、やさしい院長（笑）もいますので、安心して通院してもらえればと思います。
ご褒美のガチャガチャや市内No. 1との噂もある充実したキッズスペースも評判です。

歯科医院に矯正治療を受けに行く。治療費を払って通わされている。ではなく『楽しいお口の体操教室に頑張って通っている』という雰囲気にしていこう！と医院全体で意識統一して取り組むようにしております。

２、お子さんの予防、お子さんの未来を育むための『ファミリー歯科』

院長は日本小児口腔発達学会に所属していまして、これまで多くのお子さんの虫歯治療や矯正治療に携わってきた経験から、お子さんの予防のためには、ご家族、ファミリーの協力が必要不可欠だと痛感しております。

そのため予防のための有益な情報発信、啓蒙活動を日頃から様々な方法を用いて継続して行うようにしております。（HPブログ記事、Instagram投稿、公式LINEでの個別相談、矯正無料相談、学校検診、歯ならび教室母親教室などのイベント、院内掲示やパンフレットなど） また、当院では3つの『ゆい』を大事にしております。

『由』根本原因を考えた質の高い医療を提供します
『唯』オンリーワンの治療と予防プランを提案します
『結』心が通い合うコミュニケーション空間を創造します

これらの思いのもとで、『ゆいファミリー歯科・矯正歯科』は設立し、日々、予防矯正および口腔機能管理に取り組んでおります。

最後に スタッフ一同から患者様へメッセージ

冒頭でもお伝えしましたが、当院は、『−1歳から生涯通えるファミリー歯科』を目指しております。予防矯正や口腔機能管理、マタニティ歯科などといった分野は、正直な話まだ歯科界ではエビデンスも少なくこれからの分野だと言えます。

しかし、お子さんを思うご家族の気持ちに寄り添い、これからの新しい時代を築いていく子供たちの未来を親御さんと協力しながら、一緒に創っていきたいと思う気持ちは誰にも負けません！ これから皆さんと共に成長していこうとする当院をどうぞよろしくお願い致します。